『週刊金曜日』10月11日号に、永尾俊彦さんの記事「学習指導要領を絶対化し、教育実践を『問題化』 文科省、自民党右派議員、『産経新聞』が今度は奈良教育大学付属小学校に介入」という記事が掲載されました。
ぜひお読みください。
各方面に丁寧に取材されて、読みどころは多い記事ですが、以下の部分については、驚きを禁じ得ない内容です。
小谷前校長のコメント(31頁を抜粋)
「県教委ではなく個人としての感想だが、一定のイデオロギーに染まった学校という印象。職員(教員)会議は、先輩が後輩を洗脳する場でした」
吉田前奈良県教委教育長のコメントの部分( 32頁を抜粋)
新子委員長(奈良県教職員組合)は今年1月、県教委の吉田育弘教育長(3月で退任)にズバリ聞いた。「誰が『絵』を買いてんねん?」。「それは三木さん( 前奈良教育大学副学長)やろ。文科から来ているんやから」と吉田氏は答えたという。(中略)
筆者は吉田前教育長に電話し、この発言を確認した。吉田前教育長は「(三木)副学長が文科と調整しながら対応しているという意味でそう答えました」と認めた。
さらに筆者は今年度から鳥取大学の副学長になっている三木氏にも「不当な支配」ではないかと電話で聞こうとしたが、一方的に切られた。宮下学長にも取材を申し込んだが、「訴訟に係るので」と断わられた。