大学の調査によって「不適切な指導」とされた附属小の教育について、関心が高まっています。
奈良教育大付属小学校編『みんなのねがいでつくる学校』(クリエイツかもがわ 2021)が有名で広く読まれているのですが、4月25日に菊池省三・原田善造著『ネットニュースだけではわからない 子どもを主人公にした 奈良教育大附属小学校の豊かな教育』(わかる喜び学ぶ楽しさを創造する教育研究所〈略称:喜楽研〉)という本が緊急発売されます。
価格はなんと900円(税別)という破格の安さ。原田社長の話では、付属小支援のため赤字覚悟での出版だそうです。
月末ごろには店頭にも並ぶと思いますので、ぜひお読みください。
喜楽研さんのご厚意により、その内容を順次教科別にご紹介しながら、奈良教育大附属小の教育実践の一端を紹介させていただきたいと思います。
第1回は図工教育です。
大学の調査報告書では、「教科書を使用していない」などと指摘され「不適切」とされていますが、ここに紹介されている児童の絵画作品は、元小学校教員であった私からすれば驚異的なレベルの高さです。
小1から、系統立てて教育が積み重ねられてきていることがよくわかります。
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