4月15日、奈良教育大学附属小を守る会が国立大学法人奈良国立大学機構に開示請求していた「奈良教育大学による懲戒・出向人事に関わる資料」の開示決定延期通知が届きました。
理由は、「担当部署の所管に係る業務の集中により、事務が多忙を極めている中で、本件の事務処理手続きに対応する必要があるため」としています。
4月8日には、先に開示請求していた「調査報告関連文書」の開示決定延期が、まったく同じ理由により通知されたばかりです。
「開かれた学校」を標榜している大学機構の度重なる開示決定延期は、納得できるものではありません。
一刻も早く開示決定を行い、すべての文書を開示することを求めます。
そして、開示された文書をもとに、教育研究者をはじめとする全国の教育関係者によって、果たして附属小の懲戒処分や出向人事の執行が妥当なものであったのかどうか再検証されるべきだと考えます。
不開示決定となった場合には、不服申し立てを行う予定です。

