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朝日新聞奈良版が連載開始(2024.4.4)

朝日新聞奈良版が、奈良教育大附属小の問題について連載(3回?)を開始しました。


第一回目は、前小谷校長(4月より県教育次長に就任)へのインタビュー記事です。


ぜひお読みください。



一部抜粋して紹介いたします。



――なぜこうなったと考えるか。


 教員たちは「みんなで決める」との理念を有し、職員会議は毎週3時間半に及び、特別活動の児童会づくりにもじっくり取り組む。時間を捻出したかった面があったのではないか。人事の流動性がなく、独善的になっていたと思う。一方、大学も現場任せで十分に管理できていなかった側面は否定できない。


 ――付属小の教育を是正する目的で着任したのか。


 決してそういった使命があったわけではない。当初は2年の予定だったが、1年で県に戻ることになった。混乱の中で学校を去るのは心苦しい。


 ――今春から初めて教員を出向させる。どうなるか。


 正規採用19人のうち、初年度は3人が奈良市立小に出向し、1人を奈良女子大付属小に配置転換させる。原則3年後には戻ってくる。他校での経験を今後の教育に生かしてほしい。

 後任は県などから派遣された教員を配置するが、現時点で単年度採用の教員が数人見つかっていない。影響は最小限にとどめたいものの、このままだと特別活動や行事など、質や内容を維持できないおそれがある。


 ――欠員が出ない程度の規模に出向をとどめることはできなかったのか。

 今回の出向と欠員は直接的には関係ないと思う。大学は近年、正規採用を抑え、単年度採用を進めている。全国的な教員不足が影響している。


 ――出向者はいずれもベテランだが、どう選んだのか。


 異動の最終的な権限は私にはないので答えられない。


 ――保護者は大規模な出向をやめるように求め、3月19日にあった保護者説明会は6時間に及んだ。署名運動は全国に広がり、有志の署名は7千を超えた。


 保護者はこの学校を選んだ立場から、現状維持を望むだろうし、不安があることも理解している。ただ、この出向はこれまでの教育を否定するものではない。新しい出発を温かく見守り、支えていただきたい。


 ――文科省は全国の国立大学に付属学校の点検を命じるなど、波紋を広げた。

 影響の大きさは感じるが、こうならざるを得なかったのではとの思いもある。後任の校長は、新しい付属小の教育を着実に進めてほしい。


 ――付属小は独自の取り組みが評価されてきた。


 確かにその通りだ。一人の教員として教育内容を評価している。自分の意見をはっきり言える子が多く、主体的に活動し、のびのび明るい様子は誰が見ても評価に値すると思う。児童会活動や平和学習も、これだけきめ細かくやっているところは他にない。

 子どもたちに悲しい思いをさせてしまったことは、これまでの教員人生で、かなりつらい対応となった。

 文科省から特例校の指定を受ければ、特色ある取り組みを継続できる。ルールを守って独自の教育を進め、信頼される学校になってほしい。自分の思いはそれに尽きる。

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