4月3日、衆議院文部科学委員会において、宮本岳志議員が、奈良教育大学附属小学校の強制出向と教育課程編成の問題について質問されました。
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宮本議員は、奈良教育大学附属小が、転勤や退職予定の教職員が多数予定されていたのにもかかわらず、4人の教員を強制出向させ、校長、教頭、主幹教諭を含む大量の教職員が交代する人事を行ったことと問題視し、その人事に文科省の指示があったのではないかと追及しました。
大学側(三木副学長)が、出向を行わざるを得ない理由として、文科省からの人事交流や運営費交付金をめぐっての脅しともとれるような「指導助言」、その背景にあった自民党文部科学部会での圧力について、教職員や保護者に対し説明している記録を示し、追及されました。
また、「不適切」と最終的に判断された大学による報告書は、中間報告段階では違ったものであったことを、理科の例をあげて示し、学習指導要領は教育課程編成における「大綱的基準」であって杓子定規に解釈するべきものではないと追及しました。