奈良教育大附属小を守る会は、3月13日、国立大学法人奈良国立大学機構に対し、以下の奈良教育大附属小教職員に対する懲戒、出向人事に関する文書の公開請求を行いました。
1,奈良教育大学付属小学校の「不適切指導」(「奈良教育大学附属小学校の教育課程に関する不適切事案のお詫び及び報告書について」)に関わる教職員の懲戒決定の審議と決定に関係する文書すべて(日時、議事録など)。
2,2024年4月の奈良教育大学付属小学校の教員出向方針と出向者選定の審議と決定に関わる文書すべて(日時、議事録など)。
3,奈良教育大学附属学校運営規則の第9章27条3「附属学校教員の人事に関する手続き及び基準等は、別に定める」の「別に定める」文書。
4,同規則38条の附属学校部(運営委員会)の組織運営に関する別定事項の文書と、「不適切指導」と出向人事、懲戒に関わる運営委員会の議事録。
5、同規則38条2項「運営委員会の組織及び運営に関し必要な事項は、別に定める」の「別に定める」文書。
情報公開は、大学機構の規定に基づくものです。
30日以内に開示判断がされ、連絡があるそうです。
これらの文書は、大学HPに記載されているものであり、また、「情報公開に関する開示・不開示に関する審査基準」に照らしても不開示となる理由はないと考えます。
また、2月29日付で学長名により出された「奈良教育大学附属小学校教員の人事交流について」という文書には、「国立の附属学校として国民の税金によって運営されていることに鑑み、その教育や運営方針は、本校のみに留めることなく「開かれた学校」として、批判も含め多様な人々や他校からの様々な知見を受け入れ、常に改善と検証に努め、発信していく責務がある」と記されていますが、奈良教育大学も同様のはずです。
仮に不開示決定となった場合、奈良教育大附属小を守る会は、不服申請をして公開を求めるつもりです。
二の矢三の矢がすばらしい。
勉強になります。