9月10日(火)、奈良地方裁判所において、奈良教育大学附属小教員出向命令無効確認訴訟の第1回口頭弁論が行われました。
警報が発令される豪雨の中にもかかわらず、傍聴定員67名のところに86名の傍聴希望者が訪れたため、傍聴は抽選となりました。
守る会は、地元会員の抽選当選券をお譲りして、遠方より起こしの傍聴希望者、報道関係者に優先して傍聴していただけるよう調整しました。
ご協力いただいたみなさま、まことにありがとうございました。
弁論では、原告からの意見陳述があり、「裁判を起こすことに迷いもあったが、日本国憲法の学習で、ある子が『人生がかかっているから裁判を受ける権利が大事』と書いたのを読んで、社会を教える私があきらめてはいけないと、理不尽だと思うことに声を上げることを決めた」「混乱状態の付属小に戻り、するべき仕事をしたい」などと述べられました。
弁論は、書面の確認が中心に25分ほどで終了し、次回は11月12日(火)10:30からと決定しました。
その後、奈良県教育会館にて、「ともに闘う会」と共催して報告集会を行いました。
会場には79名(+オンライン33名)の参加者がありました。
集会では、ともに闘う会坂下会長からの開会あいさつの後、弁護団からの解説があり、質疑応答が行われました。
次に、原告団の決意表明、主催者からのお礼やアピールなどが行われました。
会場参加者から4万2千389円の支援カンパが寄せられました。
守る会としては、以下のようなメッセージを発信しました。
今後とも、全国の支援者のみなさまととともに、裁判勝利のために取組みをすすめていきたいと思います。
よろしくお願いします。
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