北海道大空高等学校の奥山と申します。
奈良教育大学附小の現状、ニュースや様々な記事等で拝見しております。
子どもの事実をベースに、子どもに寄り添った教育をされている様子が伺えます。
一方、民間企業で働いていた身としては、コーポレートガバナンスとは「一本の芯」のようなもので、社員や職員が働く上で安全で安心な職務が出来る上でも重要なものだと感じています。
職員会議が「最高議決機関」とされているのは、申し訳ないですがガバナンスの欠如という他なく、最終的な意思決定者は企業であれば代表取締役、学校であれば校長ということになります。それでも、校長は教職員の意向を無視したような学校経営や意志決定はできないので、教員の意見に拘束される者として存在します、これが統治の構図(ガバナンス)だと考えています。
国歌の指導を6年生でしか行っていないというのも驚きでした。地域性もあるとは思うのですが、私は当たり前のように国歌の練習をしてきたので、ショックでした。以前、国旗国歌については様々な論争がありましたが、今の児童生徒がその大人たちのイデオロギー論争に巻き込まれる姿は、子ども置き去りで、ある意味子どもを軽視していたものに映りました。
話は戻りますが、奈良教育大学の様々な素晴らしい実践をこれからも続けていくために、どのような組織形態が良いのか、どうしたら実践を守れるのか、連帯していければと思います。