奈良教育大学様
■奈良教育大学宛 奈良教育大学付属小学校宛にメールを送りました
奈良教育大学学長の記者会見 奈良教育大学付属小校長の記者会見を見ました
「図工の教科書を使っていない」「毛筆の替わりに筆ペンを使っている」「指導したが聞き入れられなかった」等
学校批判 学校の実践批判 教職員批判をされました
ちょっと待ってください
長い伝統の中で培われたカリキュラムでしょう
教職員が話し合いながら 教育内容の順次性を考え 発達段階を考えて組まれたものを
現行の学習指導要領と違うから 一気に消し去ろうという姿勢
大変危険です
教育者としての見識を疑いました
会見内容もなんともお粗末です
奈良教育大学のHPを見ました
「お詫び」ですか?
「報告書」も見ました
なぜここまで点検チェックするのですか
今、奈良教育大学付属小学校の実践を批判する必要性を感じません
それよりも 長い間子どもの成長・発達を見極め 独自のカリキュラムを築かれましたと
先生方を称賛してください
ご苦労さまでしたと褒めてください
両者の会見を聞きながら思ったこと
奈良教育大学付属小学校を「プラスチック製品の大量生産工場のように 学校を改変せる」との宣言に聞こえます
規格外は許さない
学習指導要領違反は絶対に許さない
教科書未使用は許さない
それが人の教育ですか
人は十人十色というくらい様々です
人は部品や製品ではありません
枠にはめて入るか入らないか それを商品のようにチェックして 意味がありますか
学習指導要領を絶対化・規格化すればそうなるでしょう
しかし学習指導要領・教科書にも様々な問題があります
だからこそ改訂・検定を繰り返しています
国立の教育大学付属小学校は研究実践の先進的モデル校でしょう
奈良教育大学付属小学校は まさに先見的なモデル校です
学習指導要領・教科書絶対化
それに固執すれば見解のようなお詫びも生まれるでしょう
ダイバシティの時代
人の暮らし方に合わせ 指導法も教育内容も多様化しています
先ずは過去のも含め毎年の奈良教育大学付属小研究実践報告集をお読みください
学校は何を目指すのか 何を実践するのか どう検証するのか 子どもの変容はどうか
そのための授業はどうするか 教材・教具・素材はどうするか
絞りだされた研究内容が理解できます
その視点からの両者の見解を求めたい
なぜ現場の先生と子どもの成長・発達の話をされないのですか
それと子どもの声 保護者の声を聞いてください
その視点からの分析を期待します
一方的なサイドからの見解ではなく 学ぶ側 預ける側の意見も聞きながら 権力的に学校現場に押し付けないように配慮をお願いしたい