SNSを通じ、奈良教育大学附属小のその後も、大変な事態が続いていることを知りました。本日の新聞記事を確認する限りでして理解不足があるかと思いますが、奈良教育大学附属小の研究校として特殊性や伝統を踏まえた時、此度の学長による正規職員全員の出向方針は非常に乱暴で、伝統校の教育研究の破壊につながりかねない方針だと危惧します。出向(交流人事)自体は積極的側面もあり、学校のカリキュラムの持続性や研究の計画を踏まえながら、希望に基づき適宜行うことはあってよいでしょうが、正規職員全員を3年で出向させてしまえば教育研究とそれを支える日々の教育実践の持続性や発展性を大きく揺るがしかねず、残された教職員や新規に赴任する教員らにも負担を課し、実質的に附属小の教育を潰すことになりかねません。保護者の談話も記事にありましたが共感するばかりです。附属小の伝統的かつ先進的な教育実践に期待し、入学し、通っている子どもと保護者を不安にさせるものに違いないと考えます。こうした問題性を学長がどれほど認識しているのか疑わしいですが、方針に対する批判を受けて、教育大学の学長として恥ずかしくない見識を見せていただきたいものです。
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奈良教育大附属小を守る会 ーみんなのねがいでつくる学校応援団ー
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