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附属小保護者説明会で人事異動の内容や教育体制・行事等の変更が報告されました(2024.3.20)

更新日:3月21日

3月19日、奈良教育大学附属小学校で保護者説明会が開かれました。


参加されていた複数の保護者の方よりいただいた情報をもとに、その様子についてお伝えします。


学長同席の上で、保護者に説明された内容のポイントは以下の通りです。


・大学の調査や人事交流について署名運動が行われるなど、反対の声が多数寄せられたが、方針通り人事交流を進める。


独自採用19名のうち、4名を出向(3名は公立小、1名は奈良女子大附属小)


・県から派遣されていた4名(校長含む)が県に戻る

※校長は県教委からの派遣で1年で退任し、県教委に戻る?


6名の教員(県から教頭・主幹教諭を含む5名、女子大附属小学校から1名)が転入


・校長が新採用

※校長、教頭、主幹が3名とも交代!


※配布資料にはないが、質疑の中で明らかになったこととして、


様々な理由(出向・転出、退職、産・育休など)により合計25名の現任教職員が4月からいなくなる!(うち、フルタイム教員22/40?名、現学級担任8/18名)


出向・転出・退職数より転入数が少なく、産・育休取得者もいるため、フルタイム教員が4名足りなくなり、代わりの非正規教員が見つからないと4名の欠員でスタートすることになる


 出向に加えて、欠員が生じると、これまで同様の附小教育の担保は難しくなる


①3→4年生については、クラス替えして担任持ち上がりなし


 ヒロシマ修学旅行、体育大会、 和歌山旅行、全校美術展、全校音楽会、 全校集会など その質や規模について継続性が保てなくなる可能性がある


③通級や専科指導は、今後の見通しがたちにくい



この説明に対し、多くの保護者から疑問や反対の声が出され、保護者会はなんと6時間に及んだそうです。


やはり、管理職を含む大幅な人事異動が行われれば学校運営が立ち行かなくなるという心配は、現実のものとなりつつあります。


「不適切な指導」という評価や教育実践内容に関しては、保護者の中にも賛否両論さまざまな意見がありますが、多くの反対を押し切ってこのような異常ともいえる人事異動を強行することは、ほとんどの保護者が望まないことではないでしょうか。


今からでも考え直して、出向人事に関しては中止していただきたいです。


そうすれば、少なくとも欠員は生じず、体制や行事は従来のまま実施できるはずです。






3月19日保護者説明会の説明概要(配布資料 )


1.経過説明


 昨年6月23日に立ち上がった調査委員会の最終報告書を受けて、 1月に学長より業務改善が指示 された。 主として、学習指導要領の遵守と教科書使用の徹底、学校組織管理の問題について改善を求められた。加えて、文部科学省は全国の国立大学附属学校へ適正な教育課程の実施と人事交流の促進を通知した。


 一方で、大学による教育課程等の調査や人事交流について、 附属小を守る立場から反対する意見が 多くあり署名運動も行われることとなった。 教育の自由を守ることと、無理な教員人事はするべきで はないということが広く議論となった事実があった。


 ただ、それらを踏まえ、様々なご意見を聞かせていただきながらも、小学校としては、まずは子ど もに関わる回復措置などの改善についてしっかりと進めていき、 2024年度の教育活動について前向きにスタートを切りたいと考えている。


2. 回復措置の進捗状況と2024年度の指導計画について


 特に小学校の改善として指摘された3点 、① 回復措置の実施、②教科書使用観点別評価の遵守、③年間指導計画の適切な作成については、現在計画通り順調に進められている。


3 .次年度からの学校体制について


教職員人事における 「出向」 等については、 独自採用の教員19名のうち、3名が公立小学校へ、 1名が機構内の女子大附属小学校へ出向となり、3年程度他校での勤務を経験する。 また、これとは別に、県から派遣されていた校長を含め4名の教員が県に戻ることとなった。 それに伴って、県からは5名の教員(教頭・主幹教諭を含む) が、女子大附属小学校からは1名の教員が転入し、新校長が新たに採用される。


○ 教員を希望する人の数は年々減少し、本校でも単年度採用の教員の担い手を探すことが難しくなっている。 出向に加えて、欠員が生じると、これまで同様の附小教育の担保は難しくなる。


4. 2024年度の附小教育について(2025年度以降は検討中)


○ 新しく来ていただく教員が増えることにより、 「クラス替えなし」 の学年は、5・6年生のみに し、3・4年については「クラス替え」 をすることとなる。 (2025年度は未定)


○ 「あいぼう」 や 「児童会づくり」など、できるかぎり附小で大事にしてきたことは継続して取り組 む方針だが、 ヒロシマ修学旅行、体育大会、 和歌山旅行、全校美術展、全校音楽会、 全校集会など その質や規模について継続性が保てなくなる可能性がある。今の時点で明確に示せないが、次年度の教育活動を進める中で、変更するケースが生じる場合には、何卒ご理解いただきたい。


通級指導や専科についても継続性は重要だと考えるが、 今後の見通しは立ちにくい状況がある。


〇一方で、 目の前の子どもたちの育ちをおろそかにはできない。「子どもの主体性を大事に育てて いく」ことや、「成長・発達を信じて徹底的に待つ」ことなど、これまで大事にしてきた教育理念に ついて手を抜くことはしたくない。保護者の皆様には、これまで同様に、 一緒になって新しい附属 小教育の充実に力を貸していただきたい。 どうかよろしくお願いしたい。



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1 comentário


通級を4月から開講できないと改めて小谷校長から言われました。

合理的配慮のなされない、文科省の定める教育環境の整備すら出来ない小学校こそ、子どもの教育を受ける権利を蔑ろにし、法令違反のような気がいたします。

子どもの権利を蔑ろにしてまでしなければならない人事なのでしょうか??

その辺りについて皆さまはどう感じていらっしゃるのか教え頂きたく思います。

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