今正秀先生が『教育』に寄稿(2025.9.15)
- まほろば

- 9月15日
- 読了時間: 1分
今正秀先生(奈良教育大学教授)が、『教育』No.957、10月号に、「奈良教育大学附属小校長を務めて」という文章を寄稿されました。
今先生は、附小校長在任時の「不適切な教育課程編成」の責任の一端を負わされ、大学機構から処分を受けた一人です。
また、大学組合連合の委員長として、大学当局との団体交渉をリードした方でもあります。
ぜひ、お読みください。
以下に、「企画部会と教員会議」の部分を一部抜粋して紹介させていただきます。
教員会議は採決ではなく、共通の理解に達することを基本としていた。率直な意見交換が行われることはしばしばであり、管理職からの提案についても例外ではなく、それなりの時間を要することもめずらしくなかった。それは提案された内容について先生方が十分に理解して取り組んでいこうとするが故であった。合意形成をふまえてこそ学校運営における統一性と円滑性が確かなものになるのであり、合意形成に努めることが管理職の職責と、私は考えていた。従って、教員会議の活発な意見交換が、校長が校務をつかさどり、教員会議を主宰することと相容れないなどと考えたことはない。(中略)附小の教員会議の学校運営における有用性を知る私には、教員会議のない学校運営は想像もつかなかった。


