2025年の取り組みを振り返る
- まほろば

- 2 日前
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1.7 『前衛』2月号 No.1049(日本共産党中央委員会発行)が奈良教育大附小の教育課程調査書と報告書の問題点を特集
・本田伊克さん(宮城教育大教授)「奈良教育大附属小教育課程の『不適切事項』選定と根拠の不適切性」
・山本正夫さん(公立小教員)「現場から見た奈良教育大附属小教員たちの指導と調査委員会報告書」
1.8 『奈良県歴教協ニュース』第239号に、竹下忠彦さん(東京歴教協)の感想掲載
1.14 附小裁判第3回弁論&報告集会(97名参加)

1.21 『季刊教育法』No.223( エイデル研究所)に首藤隆介さん(名古屋造形大月教授)「各学校の教育活動は誰が『評価』できるのかー奈良教育大学附属小学校への介入問題から考える-」掲載
3.13 附小裁判第4回弁論&報告集会(90名参加)

4.1 人事異動発表 公立小へ強制「出向」させられていた三教諭(附小裁判の原告)が附小が復帰、学内の新設部署へ配転中だった教頭も教頭職として原職復帰
4.2 Yahoo!Japanニュースに、前屋毅さん「奈良教育大附属小への「攻撃」は終わったのか?その攻撃が他人ごとではない理由」掲載
4.15 『教育』5月号(教育科学研究会編集、旬報社発行、N0.952)が「奈良教育大附属小学校の『問題化』」を特集
・川地亜弥子さん「奈良教育大附属小の教育実践と教育課程」
・座談会(楢崎紘さん・保坂美和さん・他川一朗さん・新橋あゆみさん・大門あきらさん・金馬国晴さん・本田伊克さん・久保田貢さん)「奈良教育大付属小の教育的価値)
・中嶋哲彦さん「奈良教育大附属小事件の構造と教育法的論点」
・光本滋さん「奈良教育大附属小事件に表れた国立大学のガバナンス問題」
・本田伊克さん「教育課程における発達の位置」
5.20 附小裁判第5回弁論&報告集会(62名参加)

6.1 日本教育法学会第55回総会(於:明治大学)で、岩垣真人さん(奈良県立大)が、「学習指導要領の法的『再』批判ー奈良教育大学附属小学校事件に照らしてー」を報告
6.4 『あいちの子育てと教育と文化2025』(あいち県民教育研究所年報第33号)が「奈良教育大学附属小学校への介入問題の焦点」を特集
・折出健二さん「希望を紡ぐ学びと共に創りだす創造的実践へー奈良教育大附小への問題分析を基にー」
・首藤隆介さん「『教育課程経営』のあるべき姿とはー1951年学習指導要領の検討からー」
6.13 奈良教育大学が、国からの運営費交付金の減額による財政難で教員人件費を節約するために、令和8年度入学より年次進行にて、附属小の30名の定員減(入学定員90名→60名)とそれに伴う学級数減(3学級→2学級)を発表
6.15 第3回奈良教育大学附属小学校の教育を守る市民集会(奈良市中部公民館5階ホール 120名参加)
◆主催 第3回奈良教育大附属小学校の教育を守る市民集会実行委員会
〇実行委員会構成団体:
奈良教育大附属小を守る会
附小裁判をともに闘う会
奈良教育大学附属学校園教職員組合付属小分会
奈良教育大学附属小学校不当出向命令無効確認訴訟を勝たせる会あいち
〇協力:
奈良教育大学附属小学校不当出向命令無効確認訴訟原告・弁護団
◆集会の内容:
1.開会宣言・あいさつ(守る会会長)
2.一年間の振り返り(守る会事務局長)
3.帰任者から(原告3名)
4.とりくみの報告と”今後”の課題
①弁護団から
②職場組合から(附小分会)
③参加者から
④研究者から(勝たせる会あいち)
5.「守る会」から
6.合唱「この学校で」
7.閉会あいさつ

6.28 京都教育センター主催の学習会「次期学習指導要領の改訂と私たちの課題」で、植田健男さんが講演「次期学習指導要領の改訂と私たちの課題ー『試金石』としての奈教大付小事件ー」
6.25 「子どもと教科書全国ネット21NEWS」162号に、山﨑洋介さん山﨑洋介さん(守る会事務局長)「『みんなのねがいでつくる学校』を支える」掲載
7.5 『歴史地理教育』2025年7月号(歴史教育者協議会発行、986号)に、西浦弘望さん「奈良教育大学附属小学校へ攻撃抗して」掲載
7.5 『教育』2025年7月号(教育科学研究会編集・旬報社刊、954号)に、折出健二さん「奈良教育大附属小をめぐる最新動向と主な論点」掲載
7.15 子どもを守る会編『子ども白書2015』(かもがわ出版刊)に、植田健男さん「奈良教育大学附属小事件が問うもの」掲載
7.15 みやぎ教育文化研究センター『研究年報』第5号に、奈良教育大附属小事件に関する以下の論文が掲載
・山沢智樹さん「職員会議は何をするところか~学校の管理・運営を、みんなで考えるために」
・菅井仁さん「奈良教育大学附属小学校問題のその後」(第4号掲載の「奈良教育大附属小学校で何が問題となっているのか?~学習指導要領の法的拘束力について、改めて考える」
7.15 『名古屋芸術大学キャリアセンター紀要』に、鎌倉博さん「大学と附属学校との望ましい在り方の検討ー奈良教育大学附属小学校で起こった事案を例にー」掲載
7.24 附小裁判第6回弁論&報告集会(59名参加)

8.7 附小裁判の和解が成立
奈良地方裁判所において係争中であった「奈良教育大学附属小学校不当出向命令無効確認訴訟」について、原告と被告の間に和解協議が行われ、8月7日に和解が成立
原告弁護団が声明を発表
被告である国立大学法人奈良国立大学機が「お知らせ」をHPに掲載
8.14 附小裁判をともに闘う会が裁判和解報告・お礼
8.16 あいち県民教育研究所連続公開学習会(ウインクあいち、名古屋市)において、植田健男さん講演「次期学習指導要領改訂の論点は何なのか」
8.17 「教育のつどい2025」美術教育分科会における山室光生さん(元附小教員)が発言
8.29 「治安維持法100年を考える奈良県民の会学習会」(主催:同実行委員会 於:奈良市生涯学習センター)において、山﨑洋介さん(守る会事務局長)が「現代の教育弾圧~奈良教育大附属小問題から」を報告
9.1 勝たせる会あいちが声明発表
9.1 『交流研通信』第127号(地域民主教育全国交流研究会発行)に、山﨑洋介さん山﨑洋介さん(守る会事務局長)「奈良教育大学附属小学校問題のこれまでとこれから」掲載
9.8 Yahoo!Japanニュースに前屋毅さんの記事「カネを使わない教育のために、教育の実験・実証の場である附属校には整理・縮小の道しか残されていないのか」掲載
9.15 『教育』10月号(教育科学研究会編集、旬報社発行、N0.952)に、奈良教育大附属小事件に関する二つの論文が掲載
・今正秀さん「奈良教育大学附属小校長を務めて」
・片岡洋子さん「奈良教育大附属小不当出向命令事件 奈良地裁で和解成立」
9.16 守る会が附小裁判和解に関する声明発表


9.24 「子どもと教科書全国ネット21事務局通信」(VOL.163付録 2025.8.25) に「奈良教育大附属小「出向命令」無効訴訟が和解」の記事掲載
11.3 『生活教育』10・11月号(日本生活教育連盟発行 No.887)に、鎌倉博さん「奈良教育大附小裁判その後」掲載
11.5 情報公開・個人情報保護審査会が資料の一部不開示を「妥当」と答申
守る会が2024年に、奈良教育大附属小事件に関する資料の公開を国立大学法人奈良国立大学機構に求めたところ、資料の一部不開示とされた件について、法務省の情報公開・個人情報保護審査会に不服を申し立てた審査結果の連絡がありました。
結論として、①「特定事案に係る処分検討資料等の一部開示決定に関する件」、②「奈良教育大学と奈良県教育委員会並びに奈良教育大学と文部科学省との折衝に係る文書の一部開示決定に関する件(文書の特定)」の両件とも、「不開示措置は妥当」という結果でした。
11.8 「2025年近畿東海教育研究サークル合同研究集会(奈良大会)」が行われ、全体会において植田健男さんの講演「次期学習指導要領の改訂と私たちの課題―『試金石』としての奈教付小事件―」
12.6 東京作文教育協議会のオンライン研究会「みんなで学ぼう♪ 何が『問題』だったの!?-奈良教育大附属小で起こったことー」において、山﨑洋介さん(守る会事務局長)が講演「『みんなのねがいでつくる学校』は、なぜ「不適切」とされたのか?」
12.13 守る会総会&附小裁判報告集会
■13:00-13:50 「守る会」総会
1. 議長選出
2. 運営委員会からの経過・現状報告、今後のとりくみの提案
3. 会計より
4. 報告集編集について
5. 討議・議決
6. 議長解任
■14:00-15:45 裁判終結の「報告集会」
1. 弁護団からの報告
2. 原告から
3. 職場組合から
4. 『声明』(「守る会」から・「勝たせる会あいち」から)
5. 「守る会」運営員会から(今後のとりくみ・編集委員会より・資金面など)
6. 意見交換



